コラム | 読解力とライティング能力を伸ばしたいなら
POST:2018.10.16
あ〜読解力が欲しい・・・!!
上手に文章が書けるようになりたい!!
そんな悩みは尽きないものです。
管理人もいつだって試行錯誤。
読みやすいように、伝わりやすいように、そして何より「誤解がないように」と思いながら日々書いています。
ウェブ上のコンテンツは多くの場合、見知らぬ人からの情報です。
できるだけ齟齬がないように伝えるというのは至難の業。
もっと伝えられるように頑張らなきゃ!!
という人のお役に立てばいいなと思って書きます。
インプットとアウトプットの関係性
管理人の感覚値でしかありませんが、概ねインプットしたものの3割くらいがアウトプット量の目安だと思っています。
となると、アウトプットしたいことがあればその3倍以上はインプットした方がいい。
文章でもそれは同じだと思っています。
上手に書きたければ、とにかくインプットするしかない。
とは言え、インプットも闇雲にすればいいという訳ではありません。
効率よくレベルアップするためにも、正しいインプット方法はあると思っています。
インプットが読解力につながる
上手に文章を書きたいなら、とにかく多くの文章に触れるのが一番です。
よく、◯◯冊本を読んだ!
という意見も聞きますが、それだけでは全く無意味です。
ある程度読書慣れしている人ならともかく、今から読解力を向上させようと思っている人がいきなり何十冊も読んでもだいたい無意味です。
なぜかと言うと、自分のレベルに合っていない本を何冊読んでも無意味だからです。
もっと細かく言うなら、「今の自分がスラスラ読めるレベルの本」を何冊読んでも読解力は上がりません。
まず、読解力を上げたいならできるだけ学術的な内容のものがオススメです。
小説は文章の流れや構成に作者の個性が強く出るため、どうしても基礎的な部分は鍛えられません。
ビジネス書や新書、そして「新聞」がオススメ。
理由としては、文章の構成が論文形式のものの方がスムーズだからです。
結論→内容→補足→まとめ
みたいな基本的な流れをしっかりと意識できると思います。
その上で、「今の自分だと読むのに少し時間がかかりそうなもの」を目安に読むといいと思います。
漢字の読み方や熟語の意味などわからなければ調べつつ読み進めていくくらいがちょうどいい。
そうして少しずつ読む本のレベルを上げていくのが効果的だと思います。
取り上げる本については、興味のある分野なら何でもいいと思います。
一例ですが、
新聞で興味のある記事を見つける→その分野の新書を読む→その分野の専門書を読む
みたいに深掘りしていくと知見も深まるし読解力も上がります。
これの繰り返しをすることが個人的には「インプット」だと思っています。
文字が大きくて行間も広くて、ページ上下の余白が多いような本を何冊読んでも、大して情報量がない上に読解力もへったくれもないと思います。
インプットからアウトプットへ
インプット量があがってくると、並行してアウトプットの質も上がってくると思います。 多くの文章に触れることは、必然的に文章の書き方にも影響を与えます。
書く時に気を付けたいのは、読むときとは逆に「自分が書けるものよりもレベルを下げること」だと思います。
なぜなら、伝えることが目的だからです。
できるだけ平易な表現を心がけ、沢山の人に読んでもらえるようにしたいところ。
そのためにも、読みにくい漢字を使っていないか、難しい表現になっていないかなどは必ず確認しましょう。
もし、どうしても難しい表現を使う場合は捕捉や注釈を使うなどして可能な限り「誰でも読める」ようにすることをおすすめします。
文章を書く際に重要なのは、何よりも「伝わること」ですからね!
まとめ
読解力もライディング能力も、努力次第で誰にも身につくスキルです。
しかし、努力の方向性が間違っていれば遠回りになってしまいます。
遠回りならまだしも、時間を無駄にしたりお金を無駄にするのはもったいない。
できるだけ効率的にレベルアップしたいものです。
文章は、何よりも自分だけの作品です。
しかし、そこに「読み手」がいて初めて成り立つ作品でもあります。
自分が書きたいことを書きたいように書くのではなく、「伝わるように」書くのが上手い文章ではないでしょうか?
そのためにも、常に読者目線でいたいものですね!
えっ!?
お前はできてるのかって!?
それは皆様の評価にお任せします・・・笑