コラム | 忖度
POST:2018.03.11
忖度(そんたく)とは、相手の気持ちや心情を慮ること。 最近の日本語風に言うなら、空気を読むでしょうか。 そもそも、これって何らネガティブな意味合いの単語でもないと思うんですよね。 ところがどっこい、昨年あたりから突然ネガティブワードの一つに大々的に祭り上げられて…
この単語が本当に哀れ。 元々、読める人も少ないマイナーな単語だったはずなのに、突然国民全員が知るようなメジャーな単語となってしまい。あまつさえ悪役のように邪険に扱われる始末。 時の政権はこの単語に対する風評被害払拭のために何らかの策を講じるべきじゃないすかねえ? まあ、忖度そのものは悪いことではないと思いますが、忖度した相手や内容が悪かった。
それにしても、事実をねじ曲げた答弁に終始して、とうとう死者が出るような事態にまで発展させた責任は誰が取るんでしょうかね? 振り返れば、東日本大震災から7年。
多くの犠牲者、被災者のためにも本気で再興と向き合うべきという時期に、忖度したのしてないので国会が進まないのは何とも滑稽。 本気で国民に目が向いてるなら、お友達に忖度したり、官僚に忖度させたりする暇があるとは思えないんだけど、政治家ってよっぽど暇なんですかねえ。。 いかんいかん。ついつい忖度を使ってしまった・・・ ちなみに、博多の初夏を彩るお祭り、「どんたく」とは何ら関係がない単語のようですので以後お見知りおきを。
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