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ビジネス | 【お金に魂を売れるか?】お金と仕事の意外な関係。二要因論について

POST:2018.03.14

毎日のお仕事お疲れ様でございます。
お仕事、楽しいですか?
自分はと言うと、全く楽しくありません。

先日、とある人から「仕事とは『仕える事』」と言われハッとしました。
なるほど、自分に足りないのは奉仕の精神だな、と笑

でも、ただ無目的に奉仕したってつまらないものはつまらないのです。
なので、自分なりに仕事をする上での目的・目標を持つのがいいのでしょうね。
他人に仕えてまで持つ目標は自分の中にありませんが。。

お金とモチベーションの関係性

さて、今日は仕事をする上で切り離せないお金について、です。
というより、お金とモチベーションの関係性についてです。

皆さんは、「何のために」働いていますか?
天下国家のためとか、そういう答えは少数派でしょう。
だいたいの人が、日々の生活のため、多少自分が興味ある分野で働くという感じでしょうか。

生活のため、となると当然お金が必要です。
そう、お金を得るために働くというのは仕方がない。
ある意味、「お金のために魂を売る」のです。

でも、お金のためだけに働いているわけでもないですし、どうせ働くなら楽しく働いた方がいい。
という訳で、今日は二要因論の話をします。

二要因論??

フレデリック・ハーズバーグ教授による、割と古典的なモチベーションに関する研究。
モチベーションの要因を「衛生要因」と「動機づけ要因」の2つの要因に分けて説明するため二要因論といいます。

衛生要因とは、環境に関する要因。
仕事の上では、

・賃金
・人間関係
・作業環境 など

を指します。

動機づけ要因は

・達成
・承認
・昇進
・責任 など

です。

大きく違うのが、衛生要因は基本的に「不満要素」でしかないということです。
満たされていることが前提なんですね。
これが満たされなければ、不満として表出します。

一方の動機づけ要因こそがいわゆる「モチベーション」に該当します。
仕事そのものの「やりがい」に直結するものです。

簡単に言うと、トイレがきれいなデパートに行ったとしましょう。
「このお店で買いたい!」とはなりませんよね?
逆に、トイレが汚いデパートに行くと、「このお店嫌だな・・・」となります。
衛生(環境)に関する部分は、モチベーションを下げる要素にはなりますが、
上げる要素ではないということです。

働きがい

あなたの仕事を振り返ってみてください。
「こんなに働いてるのに、こんな給与か・・・」と感じてしまうと、なかなかその考えからは脱却できません。
でも、給与以上に「働きがい」を感じることができる仕事もあります。

人事管理的な発想で言うなら、この「働きがい」を与えていくことが重要となります。
離職者が多くて困ってる。こんなに給与を与えてるのに・・・
と思っている経営層こそ、この二要因論に基づいた発想をして欲しいものです。
そう、人間お金だけでは動かない、のです。

というわけで、誰か私に働きがいを与えて下さい笑

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