ビジネス | 【不定期連載(?)】『契約』書ってなんだろね!?
POST:2018.04.05
なぜか突然昨年から法務として働きだしています。
一応法学部は出ていますが、法律学科ではなかったため、正直そんなに法律に興味はありません。個人的に行政書士の勉強とかもしていましたが、どっちかと言えばこれまでの職務上社労士の方が欲しい人間な訳で。
そんなひよっこ法務担当ですが、契約書の作成やリーガルチェックをやっていると色々と感じることがあったりなかったり。
という訳で、少しずつではありますが契約書とはなんぞや?という部分を突き詰めていってみようなと思います。
『契約』について
まず、契約書の根幹に関わる『契約』について。
契約というと、何だか小難しそうで法律チックな匂いのする単語ですね。
もうこんな単語見ただけで毛嫌いする人も出てきそう・・・
ですが
契約って身近な存在なんですよ!!
というか、身近すぎてそれを『契約』と認識していないことの方が多いくらいです。
ものすごくざっくり言えば、 『契約』とは自分と他人が何かする時に発生します。
もう少し厳密に言えば、当事者双方の意思が合致して成立しますが小難しくなるので以下の例をもとにイメージで理解して下さい。
例えば、1人暮らししたいな~と家を借りる時には不動産屋さんと契約書を交わしますよね?
こう書面化されると『契約』だなあと思うものですが、無事に引っ越して役所に水道の開設をお願いするのも『契約』です。
スーパーやコンビニで何か買うのも『契約』。
もちろん、引っ越しの業者さんを頼むのも『契約』。
友人に漫画を貸すのも『契約』。
会社に入って働くのも『契約』。
と、まあ数えていけば自分の周りは『契約』だらけです。
リスクを回避するため
これだけ契約が無数に溢れているからこそ、契約書が凄く大事になってきます。
契約書って何のためにあるのか、というと(個人的には)『何かあった時のリスクを回避するため』だと思っています。
では、どんなリスクが発生するのか?については、また次回!
ぼちぼち連載していきますのでよろしくお願いいたします!
■今回のポイント■
『契約』は身近に溢れている。
怖がることは、特にない!
それではまた次回!
契約が意思の合致からではなく単なる行動から生まれるとのご説明が非常に斬新でした。ざっくりとした説明とはいえ、誤解を生む表現ですので訂正されることをお勧めします。