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コラム | 電撃解任に見る戦略性の重要性

POST:2018.04.09

W杯まで2ヶ月少々という時期に、サッカー日本代表監督の電撃解任が発表されました。

曰く、戦術性やビジョンが違う。
曰く、チーム内コミュニケーションが不足している。 等など

サッカーには全く詳しくありませんが、ザッケローニ→アギーレ→ハリルホジッチ
とタイプの違う監督を登用してきた日本のサッカーというのは、果たしてどこに向かっているのでしょうか??

一般的に言われている範囲での理解ですが、
ザックジャパンが目指したサッカーは「ポゼッション」を重視するいわば「どっしり」としたスタイル。
ハリルジャパンが目指したのは「縦に速く、『個』の突破力」を重視する、「切れ味鋭い」スタイル。といったところでしょうか?

何となく将棋の戦型でも例えられそうな感じではありますが。。

戦略と戦術

さて、それは置いておいて、今回の件で一番がっかりしたのは日本サッカーから「戦略性」が見えない点です。

戦略と戦術は大きく違います。 この場合、「どういうサッカーを目指すのか」といった点や「育成はどう構築していくか」といった中長期的な『ビジョン』が戦略性に当たるかと思います。

試合が始まってからの戦術については、監督をトップとして選手全員にあると思いますが、戦略性については監督一人でどうのこうのではありません。

今後日本が世界のどれくらいのクラスのサッカーを目指すのか、10年後・20年後を見据えてのベストな選択肢は何だったのか。

嫌いだから、言うことを聞かないから、この監督ではW杯を勝てないからという局地的な観点だけで、果たして強くなれるものなのでしょうか??

そもそも、「日本が目指すべきサッカー」に則って監督人事を行っていたら、ここまでの軋轢にはなっていなかったのではないでしょうか?

目先の利益

ハリルとしては、予選も1位通過させており一定の結果は残していると思います。
(少なくとも外野で無責任に批判している連中よりはかなりの功績を積んでいます)
実績ある人間を解任するのであれば、それなりの理由が必要かと思いますが、今回はそれに該当する部分が何なのか。素人目には疑問です。

新監督の元、当面のW杯を乗り切っても、その後の戦略性をきちんと提示できなければ何だか今後は低迷していく一方のような気もします。
もっと言うなら、こんな解任の仕方をしていたら世界から優秀な人材は来てくれなくなるのではないかという危惧もあります。

目先の利益を優先して、戦略性がぼやけるのは企業も同じ。
難しい局面ほど、中長期的な視点から考えるような人でありたいものですね。

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