コラム | 勉強は辛くても根・幹から!
POST:2018.08.09
基礎
基本
反復練習
これが自分の嫌いな3大ワードです笑
自分の場合、いかにこういうものから逃げていくかというのが人生においてのテーマでした。
しかし、社会人になって転機が訪れます。
なぜなら、社会人の方が圧倒的に勉強しなければならないからです。
専門知識は使えない
少し自分語りを。
高校、大学と超文系人間で、専門的に勉強したのは「政治」です。
社会人としてのキャリアのスタートは「人事職」でした。
新卒のペーペーが新卒採用を任されるという謎の事態でしたが、それなりに楽しんでやれたかと思います笑
人事は企業の経営資源である「ヒト・モノ・カネ」の最も根幹にあるものだと思っています。
ヒトは変われるし、「1+1=2」という単純な世界ではないのが面白みでもあるし、辛さでもあると思います。
さて、そんな重要なポジションである以上、「なんとなく」では運用できません。
ビジネスそのものについて、人事管理について、採用について。。様々な知識をインプットする必要がありました。
それまで学んできた「政治」なんて何の役にも立たなかったというのが現実です。
理系の専門職ならいざ知らず、文系社会人なんてこんなもんです。
役に立つものもあるでしょうが、直接的ではありません。
新しく勉強するしかないのです。
勉強は基礎・基本が重要
もちろん、仕事の中で勉強できる部分は沢山あります。
しかし、それだけでは追いつかないのも事実。
まあとにかく色々な書籍は読み漁りましたね。。
経営学・マネジメント・財務諸表・競争戦略 等など
最初の上司に言われたのが、「難しいと思うけど、できるだけ原典に近いものを読め」というものです。
ハウツーものや要約版は読むのは楽です。
しかし、知識としては枝葉の部分です。
ページ数は多いし、値段は高いけれどもできるだけ原典に近いものを読みました。
それこそが、「根と幹」として生きてくる知識ですし、何より「考え方のフレームワーク」を作ることになります。
本を読むこと、知識を入手することは手段に過ぎません。
重要なのは、自分の頭で考えることだと思います。
学生時代の勉強とは全く違うのは、ビジネスでは自分で考え、応用し実践していかなければならないという点です。
正解はありません。その場その場で考えていかなければいけないのです。
根と幹の重要性
その場で考え、答えを導かなければならない時、枝葉の知識はあまり役に立ちません。
言わば付け焼き刃です。
ハウツー本に書いていたとおりに進むことはありませんし、要約版では肝心な部分が抜け落ちています。
「何書いてるかわかんねーよ・・・」となりながらも自分の頭を使って解釈した知識は逃げていきません。
そして、いざという場面で自分を助けてくれるのは、自分の頭を使って覚えた知識です。
すっと入ってくる知識は、すっと出ていくものです。
1000円の書籍に入っている情報は、1000円分です。
5000円の書籍に入っている情報は、5000円分です。
面白いのが、1000円の書籍を5冊買っても5000円の書籍の情報には満たないという点です。
なので、これから社会人になる皆さん、そしてまだまだ若手の皆さん、ぜひ初期投資には時間とお金を存分につかってください!
その積み重ねが、10年後20年後に活きてきますよ!
このブログも、そんなみなさんの一助になればと切に思っています。