音楽・将棋 | 竜王戦第7局感想 〜祝!!新竜王誕生!!〜
POST:2018.12.21
平成最後の竜王戦ついに決着!!
勝者の名前は広瀬章人!!!
自身2度目のタイトルは「竜王」というビッグタイトルとなりました!
さて、簡単にではありますが第7局を振り返ってみましょう。
第7局
本局はこの竜王戦シリーズではすっかりお馴染みの「角換わり」。
研究と想定の範囲内ということなのか、両者共に進行が速かった!
封じ手が70手を越えているという超速進行でした。
2日目に入っても両者がっぷり四つ。
互角の展開が続く中、118手目の後手22玉で一気に形勢が先手に傾きます。
中盤の捻り合いを制した広瀬八段は、薄くなった後手の玉頭に迫ります。
最後はガッチリ詰ませて終わり!長い長い戦いに終止符が打たれました。
シリーズを通して
積極的に攻めた羽生竜王と、終始マイペースを貫いた広瀬八段。
時間の使い方も広瀬八段の方が巧みでしたね。
流石の羽生竜王と言えども近年衰えが見えつつある中、積極的に攻めていく姿勢は素晴らしかったかなと。
中盤までは互角以上の戦いが多かったものの、終盤の入り口あたりで悪手を指すパターンが多かったなあと・・・
一方の広瀬八段は終盤が得意!
序盤・中盤は耐えておいて終盤に切り返す!!
という感じの対局が多かった。
やはり将棋は終盤!
まとめ
これをもちまして、広瀬八段改め広瀬竜王です。
そして、27年ぶりに無冠となった羽生九段。
今後の注目ポイントは、羽生九段と呼ぶのか羽生永世七冠と呼ぶのかはたまた他の呼び名なのかというところですかね笑
100期見たかったけどなあ・・・(本音)
しかし、最新型に突っ込み続ける羽生竜王はまだまだそう簡単に衰えきるとは思えません。
もしかしたら、来年名人を奪取して100期達成!!なんてことも・・・!!
さて、現在レーティング1位で序列1位の「竜王」となった広瀬竜王は棋王戦の挑戦も決めています。
一気に複数冠となって、「広瀬・豊島・佐藤天彦時代」到来となるのか!?
他のタイトルホルダーが待ったをかけるのか???
羽生先生という絶対王者が無冠となった今、これからの将棋界にも注目ですね!