コラム | 初心者と初級者の壁
POST:2018.06.27
習うより慣れろ とはよく言ったもので。 でも、ふと思ったのですが慣れるまでにもステップがあるよな、と。 そもそも、慣れるにはある程度習わなきゃ無理なもので。 というのも、初心者と初級者は全く違うものだと思うからです。 習うより慣れろ、は初級者に対しての言葉だなあと。 世の中には色々と情報が溢れていますが、案外初心者向けの情報って少ない。
特にネットだと本当に少ない。 初心者向けの情報と思ってみたら、実は初級者向けの情報ということもしばしば。 大好きな将棋で例えると、 初心者→駒の動かしかたは当然知らない。「歩兵」の読み方なんかもちろんわからない。桂馬の動かしかたが分かればもはや初心者脱却! 初級者→駒の動かしかたはわかる。何となく戦法もわかる。居飛車と振り飛車の区別もできる! これくらいの差はあるかと思います。(注:あくまで主観です) 初心者の内に正しく習わなきゃ、挫折するか間違った情報を鵜呑みにしちゃうと思うんですよね。 何か、「初心者」のための受け皿を作ってみたいと思う今日この頃。
また、探していけば色々とニーズはあるかもなあ、などと考える夜更け。 自分もそろそろ初心者を脱却しなければいけないものがいくつも出てきた年齢になってきて、多少焦りも覚える。そんな夜更け。
だから、習うより慣れろって言われた段階で初心者は脱却できてる証拠なのかも知れません。