音楽・将棋 | スピッツ初心者に捧ぐ

POST:2018.08.27

えーいきなりですが、管理人は「スピッツ」が超好きです。
犬ではありません、バンドの方です!

でも、一般的にはスピッツと言えば「ロビンソン」「チェリー」「空も飛べるはず」という印象でしょうか。

昨年で結成30周年を迎えた大ベテラン。
しかしながら、有名な曲以外にもいい曲沢山あるんだよってことを知ってもらいたい!!!
という訳で、誠に自分の趣味全開で申し訳ないですが、勝手にスピッツについて紹介させていただきます!!!

スピッツとは??

先述の通り、昨年で結成30年を迎えました。今年で31年目の活動に入っているバンドです。
メンバーは
草野マサムネ:ボーカル、ギター
三輪テツヤ:ギター
田村明浩:ベースギター
崎山龍男:ドラム
という4人編成。メンバーは結成当初から変わっておらず、今後も変わる予定はなさそうです。
なんとも仲良し!

ポップス感の強い曲で有名ですが、元々は「パンクバンド」だったんですねえ。
そんなスピッツのメンバーの特徴を簡単に。

草野さん:ほとんどの曲の作詞・作曲を担当。メロディーメーカーとしての才能もさることながら、その歌詞の世界観も独特です。
透き通るような高音ボイスは50代を迎えても衰えることがありません。マジで神様。
三輪さん:アルペジオを多用したギターのメロディーは、まさに「スピッツ」サウンド。アルペジオが何かわからない人はググって下さい笑
田村さん:バンドのリーダー。愛称も「リーダー」。大人しそうな見た目に反して、ライブパフォーマンスは激しい。破壊活動。繊細なフレーズも力強いフレーズも弾きこなしちゃう本格派です!
崎山さん:個人的には日本のロック界でも5本の指には入るドラマーだと思います。リズム楽器だし軽視されがちですが、彼のドラムは本当にメロディック。「歌う」んですよ。コーラスも結構やってます。

はっきり言えば、メンバー紹介だけで記事書けるレベルなのでこれくらいにしときます笑

出会い

姉が持っていたスピッツの「リサイクル」というベスト盤を聞いたのがきっかけでした。
あれは中学1年のとき。
その時は、自分も「空も飛べるはず」とか「チェリー」くらいの印象でした。
でも、「スパイダー」という曲を聞いて一気にスピッツにのめり込むことになります。

それからかれこれ18年くらい?
ずーっと聞き続けています。
あの時スピッツに出会っていなければベースを弾いてなかったでしょうし、バンドもやっていなかったかな。
それくらい、自分の人生をある意味変えてくれたバンドです。

オススメは??

全部です!
と言いたいところですが、そんなこと言えば企画の意味がなくなります笑

もう本当にしょうがないので、1987年の結成から5年毎でオススメのアルバムを紹介していきます!
断腸の思いだ・・・
年代ごとにサウンドが結構違うのも魅力の一つ。
騙されたと思って聞いてみてちょ!!

1987年〜1992年

『名前をつけてやる』

メジャーデビューからの2枚目のアルバムとなります。
地味に当ブログでは既出でもあります笑
記事はこちら↓ https://createmyself.site/1153/

今イメージする「スピッツサウンド」の原型はこのアルバムで完成しているように思います。
「ウサギのバイク」の柔らかな雰囲気、「名前をつけてやる」のねじ曲がった空気感。
「魔女旅に出る」の物憂さ。
ストレートにポップさを出さないところがスピッツの真骨頂と思いますが、その特徴がよく出ているアルバムです。

1993年〜1997年

『インディゴ地平線』

通算7枚目のアルバム。
チェリーや渚といういわゆる「全盛期」のシングルが収録されています。
特徴的なのは、コーラスワークが多いこと。
「ハヤテ」「ナナへの気持ち」など気持ちいいくらいコーラスがあります。
「花泥棒」から始まるアルバムですが、この曲はいい感じにドライブしてます。
「バニーガール」なんかもライブでやると盛り上がる曲ですね!
ポップでキャッチー、でも「マフラーマン」みたいなダークな曲も散りばめてくる。
「初恋クレイジー」とアルバム表題曲の「インディゴ地平線」はぜひ聞いてみて下さい!

1997年〜2002年

『隼』

通算9枚目のアルバム。
このアルバムが管理人の人生を狂わせたと言っても過言ではありません!
全盛期を支えたプロヂューサー、笹路さんから離別し石田ショーキチさんをプロデューサーに迎えた本アルバム。(前作『フェイクファー』はだいたいセルフプロデュースだったと記憶しています)
歪んだギターサウンドとダイナミックなリズム隊の音が印象的。
スピッツの「ロックな側面」を全面に押し出したアルバムです。

ライブの定番曲「8823」が収録されています。もはやそれだけでも十分ですが、「放浪カモメはどこまでも」「メモリーズ・カスタム」といったハードなナンバーが目白押し!
でも、「Holiday」や「ハートが帰らない」「ジュテーム?」あたりは我が家に帰ったような「ホッとする感覚」にもなります。
管理人的には「甘い手」が一押し。イントロが美しい。

2003年〜2008年

『さざなみCD』

通算12枚目のアルバム。
2000年代からは現在もプロデュースを続けている亀田誠治さんとのタッグが始まります。
「桃」のイントロが好きですね〜。そして「不思議」で見せたのは新境地な気がしています。裏打ちであんなかわいい曲作ってくるとか反則だ!
その直後に「点と点」。ギターがガチャガチャ鳴る曲もまた魅力。
そして、「漣(さざなみ)」で見せる表現力の豊かさ。これぞスピッツ!真骨頂!!
このアルバムあたりから「円熟味」が出てきたような感じがしています。
何の曲聞いても外れがないのがスピッツのアルバムの「強さ」です。

2009年〜2014年

『小さな生き物』

通算14枚目のアルバム。
シングル曲「さらさら」の美しさはもはや芸術の域ですね。
バンドとしての到達点の一つだと思います。
「未来コオロギ」から垣間見える死生観や「僕はきっと旅に出る」から聞こえてくる人生観も草野さんならでは。
このアルバム、リズムが色々あって曲調のバラエティも豊かです。
ストレートなロックあり、ポップなイメージ全開の曲あり、ディスコ調の曲もあり、シャッフルビートもあり。作ってる側からしたらなかなかとんでもない苦労があったんじゃなかろうかと思いますが、それをさらっと消化してしまうあたりがかっこいい。

2015年〜現在

『醒めない』

結成30年を目前にして発売されたアルバム。通算15枚目のアルバムです。
ロックに対する。音楽に対する情熱を「醒めない」と高らかに宣言したアルバム。マジかっけー!
このアルバムに関しては正直説明不要じゃないかなとすら思いますが・・・笑
表題曲の「醒めない」は原点回帰した面もあるかと思いますが、シンプルなロックナンバー。
シンプルがゆえに、それぞれの個性と力量がはっきり出ている。
昨年の30周年ツアーでは1曲目として大活躍した曲でもあります。

好きな曲、と言われれば「コメット」も外せません。スピッツらしさ全開です。 そして「ヒビスクス」も。ハイビスカスのことと知るまでに少し時間がかかりました笑
メロディアスな雰囲気が増している曲です。
「みなと」も大好き。辛い時はこの曲聞くことにしています。

「SJ」や「雪風」も好き。語り始めたら多分終わらないアルバムです笑

まとめ

いかがでしたでしょうか?
15枚のオリジナル・アルバム全てを紹介すればいいのでしょうが、それは流石に野暮なのでやめておきました笑
正直、歌詞の意味に「??」となることも多いバンドですが、その世界観が屋台骨。
また、年代ごとに曲の特徴も結構違っています。
「これがスピッツ」と言えるアルバムがどれなのか、管理人も苦悩しながら選んでみました。
スピッツファン歴の長い人も再確認してもらえたらと思いますが、「ちゃんとスピッツを聞いたことない!」という人にこそ聞いて欲しいアルバムを選んだつもりです!
異論・反論沢山あろうかと思いますが、主観での選定ですのでご容赦ください・・・笑

いや、でも改めて本当にいいバンドだなあ。
どんな曲が聞けるのか、次のアルバムも楽しみにしています!!

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