コラム | 何があっても生きろ

POST:2018.08.29

夏休み、もう終わります。
終わっている地区もあるでしょう。

ご存知の方も多いかと思いますが、この時期学生の自殺が増えます。
原因は様々でしょう。
友人関係のトラブル。授業についていけない。いじめ。
何だっていい。何があっても自殺だけは絶対にしないで欲しい。
辛いこと、キツいこと、目を背けたくなること沢山ありますよね。

管理人、それなりに長く生きていますが少しばかり振り返ってみましょう。

ちゃらんぽらんだった学生時代

それなりに運のいい人生だったのか、高校は地元では一番いいいわゆる「進学校」に合格しちゃいます。
ただ、生来努力が大嫌いな性分なもので、学校の勉強に早々についていけなくなります。
特に、数学!!
こいつばかりは人生単位で天敵ですね。
赤点の常習犯で先生方もきっと大いに頭を悩ませたことでしょう・・・
その他の教科も特に得意なものはなく、当然数学以外にも赤点だらけ。
化学とかも天敵でしたねえ。。。。

何なんだよ「水平リーベ」って!

みたいな学生でした。

授業時間というのは、睡眠時間とほぼ同じ。
放課後は宿題なんかせずに遊ぶ。
当然予習も復習もしない!!
バンドやってる方が面白かったんですもん・・・笑

当然、地元の進学校はいたって真面目な人だらけ。
管理人は友達と呼べる人も片手で数えるくらい。(しかも別クラスだった・・笑)

髪の毛染めたりとか、暴れまわったりとかはダサいのでしませんでしたが、教師の言うことは聞かないので多分「問題児」扱いされていたと思います笑

そんなダメ人間だったもので、1年の1学期に「お前が合格する大学はない。こんなひどい生徒は初めて見た」とまで担任に言われる始末。大きなお世話だと思った管理人、益々態度を硬化させて完全に教師の言うことは聞かないモードに。

高校3年間、うっすらとした「孤独感」に包まれていた記憶しかありません。

それでも救われた

授業中、ただ寝るだけだともったいないと次第に気づいた管理人。読書に励みます。
高校の最初の方で脱落したため、授業というのは仮に聞いても理解できるものではなかったんですね。という訳でこれはしゃーない笑
結果的に、ここで本を読む癖がついたのが良かった。
また、物語に没入すれば逃避できますからね。
逃げでもなんでもいいんですよ。楽しいんだから。

それと、高校2年生の時の担任が凄くいい先生でした。
こんなひねくれ者も見捨てずに、よく見ていてくれた先生でしたね。
確実にクラスに溶け込めてなかった管理人に、こんな言葉を伝えてくれました。
「人間、一人でも生きていけるんだよ」と。

普通だったら、「みんなと仲良くしろ」とかなんとか言われるんでしょうが、その先生は本当に管理人の特徴をよく理解してたんだろうなと笑
その一言で大いに救われましたね。
そう、その気になれば「一人で生きていける」んです。

こんな調子だった管理人が学んだのは、救いというのは必ずどこかにあるということです。

多分きっとうつ病だった時期

そんなこんなで「合格する大学はない」はずだった大学もあっさり卒業し、社会人になんてものになってしまいます。
通算◯社目の派遣会社で採用担当をやっていた時、それは起こります。
そう、パワーハラスメントというやつです。
小さな会社でしたのでしょうがないと言えばしょうがないのですが、直属の上司は社長。
その社長、まあ性格が合わない笑

自分の言う通りに進まないとダメなタイプ。
とにもかくにも「自分が言った通りにやらないとダメ!」と怒られまくった日々でした。
人事や採用というお仕事は、その場での「臨機応変さ」が求められる仕事です。
いちいち言う通りにしていたら、何も進まない。
そんな我々はきっと水と油。

そして始まる人格否定の毎日。
いやーあれはキツかったですねえ。
他部署の他人のミスでさえなぜか管理人の不始末扱い。

これぞ理不尽!

その時は電車通勤だったので、ホームで電車を待っている間「次の通過列車に飛び込んだらどれだけ楽だろう」と考えていましたね。

ご飯なんか美味しくないし、体重は激減。
最後は胃がヤラれて辞めました。
診断は受けていませんが、多分うつ病だったと思います。

まあ、もの凄く定着率の悪い会社だったので、今思えばもっと早く辞めとけばよかったです。
無駄に我慢したのがよくなかった。。

それでも生きている

話せばもっとキツい出来事もあったし、辛い日々もありました。
しかし、こんな偏屈な人間でもなんとか生きています。

辛いことだけで人生が構成されるのならば諦めていたかも知れませんが、案外そうでもないんですよ。

でも、今辛い人はそのことになかなか気づけません。
視野も考え方の幅も狭くなりますから。

それでも、何があっても自殺はやめて欲しい。
生きていれば何とでもなります。
気休めでも何でも無く、本当にそういうものです。

休んでもいいんです。
学校なんか行かなくてもいい。
誰の言うことも聞かなくてもいい。

何が何でも「自分の人生を自分で断ち切る」という選択肢だけは選ばないで下さい。
どうしても相談できる相手がいなければ、管理人でよければ相談に乗ります。
絶対に、自殺だけはダメです。

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