Analytics | どこから来てるの??〜参照元/メディアを見よう!〜
POST:2018.08.31
ユーザーサマリーの次に何を見るかと言われたら、人それぞれですという話を前回しました。
管理人は、ユーザーサマリーの次に [集客] を確認します。
おさらいになりますが、[集客] はあなたのサイトにどういう経路で流入してきたのかということが確認できます。
早速確認の仕方です。
Google Analyticsの左側サイドメニューから、集客をクリックします。
すると何やらメニューが色々出てきますが、すべてのトラフィックをクリックしましょう。
クリック後、隠れていた細かいメニューが表示されます。
∟チャネル
∟ツリーマップ
∟参照元/メディア
∟参照サイト
今回は、参照元/メディアについての解説となりますので、そちらをクリックしてみましょう!
参照元とメディア
さて、参照元/メディアをクリックすると色々と単語が出てきたかと思います。
(direct) / (none)だったりgoogle / organicだったりと・・・
これらの用語解説の前に、注意点を。
参照元とメディアの意味合いについてです。
もの凄く大雑把に言ってしまえば
参照元・・・どこから来たのか
メディア・・・どのように来たのか
をそれぞれ表しています。
同じ参照元でも、メディアが違うこともあるわけですね。
代表的な参照元
google・・・言わずもがなでしょう。googleです。自然検索や広告からの流入があります。
yahoo・・・これも言わずもがなですね!yahooです!自然検索や広告からの流入があります。
t.co・・・Twitterからの流入はこの表記です。まれにtwitter.comという表記もあります。
Facebook・・・これはちょっと曲者です。facebook.comはPCはから。m.facebook.comはモバイルからです。新システム「Link Shim」というのを経由した場合、PCからは「i.facebook.com」モバイルからは「im.facebook.com」という表記になるそうです。いずれにせよ、Facebookからの流入を表しています。
direct・・・直接URLを打ち込んだりブックマークから流入した場合この表記になります。
他にも、「bing」だったり「tumblr」だったりと色々な参照元があります。
代表的なメディア
(none)・・・平たく言えば、「不明」です。参照元がdirectの場合この表記です。
organic・・・「自然検索」のこと。GoogleやYahooを使って検索して流入したことを表します。
referral・・・リンクからの流入を表します。よそのサイトに貼られたリンクからの流入のことです。
cpc・・・ウェブ広告からの流入だとこういう感じです。
他にも色々ありますが、大まかにこれくらい理解しておけば通常使う分には困らないと思います。
合わせて考える
ここまでの話を統合して [参照元/メディア] を見てみましょう。
google / organicはGoogleを使って検索結果から流入したことを表します。
t.co/referralであれば、Twitterに貼られたリンクからの流入です。
こんな感じで参照元とメディアを合わせて考えればOKです!
例えば、参照元が「google」となっていても、メディアが「organic」なのか「cpc」なのかで意味合いが違うということを理解してもらえれば大丈夫です。
まとめ
自分のサイトにどういうところから流入してきているのかを知ることはとても大切です!
なぜならば、それに合わせてあるいはそれに基づいてサイトの運営方針を立てなければいけないからです。
もちろん、自然検索から流入が多くなるのが望ましいのでしょうが、そのためにもまずは流入を増やさなければいけません。
SNSを使って発信したり、別のサイトにリンクさせてもらったりと知恵を働かせることになります。
自身の [参照元/メディア] のTOP3くらいは常に把握しておきたいものです。
次回は、厄介な存在「リファラースパム」についてです。
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Google Analyticsメディア参照元