音楽・将棋 | 初段というスタートライン

POST:2018.10.08

こんにちは!
将棋大好き管理人です!!

約3年4か月前、突然将棋を始めました。詳しくはこの記事でもどうぞ(今からでも間に合う!〜ブームだし将棋始めよう!〜 ⇒https://createmyself.site/969/

初段の免状が欲しい!!
そんなくだらない動機で始めた将棋ですが、その奥深さに今ではまさに「寝ても覚めても」状態です。

そして、去る2018年10月5日、とうとうその時がやってきました!!
将棋を始めた時からの振り返りと、これから将棋を始めてみようという人へ何か少しでも役に立てばと思いこの記事を書かせていただきます。

初段への歩み

恐らく、昔本格的にやっていた人や勘がいい人ならもっとサクサク段位にまで行きつくのでしょう。
しかし、こちとらアラサー!もはや記憶力も思考力も衰えています笑
さらに、仕事や家庭なんかもあって将棋にすべての情熱を傾けることも不可能。
なにせ案外多趣味ですし・・・笑

そんな中、試行錯誤と挫折の繰り返しで何とか辿り着けました。

まずは、歴代の主要戦法から振りかえってみましょう。
なお、管理人が主に使用している将棋アプリは、
日本将棋連盟公認 「将棋ウォーズ」
日本将棋連盟後援 「81道場」
そして「将棋クエスト」の三つです。
メインは「将棋ウォーズ」でだいたい9割はこのアプリで遊んでいます。

それでは少しずつ振り返っていきましょう!

ど素人時期~5級まで。

主に「棒銀」という戦法で戦っていました。というか、それしか知らなかったんですね。
しかも定跡もへったくれもなかったので、当然ボコボコにやられます。
こりゃダメだと色々調べて行き着いたのが「四間飛車」という戦法。管理人が「振り飛車党」になった瞬間です。
四間飛車のいいところは、玉は美濃囲いで囲って、角道を止めて戦う点にあると思っています。
自玉はしっかり固めることは将棋における基本中の基本です!
さらに、角道を止めているため急戦に対応しやすい。
初心者にとって一番困るのはいきなり激しい戦いになることです。その点、四間飛車は角道を止めて戦うのである程度駒組がしやすいという利点があります。
この四間飛車を使いだしてから少しずつ勝てるようになっていきました。
勝てるようになると楽しいものです笑
そうしていく内に色々と欲が出てくるもの。

5級~2級まで

四間飛車をメインに、三間飛車や中飛車といった他の振り飛車も試してみます。
しかし、なんとなくしっくりこない。
そして知ったのが「角交換四間飛車」という戦法です。
この戦法が原動力となって4級~2級くらいまで進みます。
この間でだいたい将棋を始めてから1年程度が経過しています。
なお、普通の四間飛車と角交換四間飛車の大きな違いは、自分から積極的に「角交換」する点です。
この辺を詳しく解説しだすと終わらないので、割愛します笑

2級~1級まで

実はここから大きく伸び悩みます。
角交換四間飛車だけではなかなか勝てなくなってしまうんですね。
というのも、管理人の一番の弱点は定跡を覚えるのが嫌いという点に尽きます笑
細かい分岐まで含めて暗記勝負みたいなことができないんですね。
大まかな形を覚えて、それっぽくやるのは好きなんですが・・・

さらに、詰将棋も嫌いということで終盤がニガテ・・・
2級くらいになると対戦相手のレベルも高くなってくるので、なかなか管理人の「雰囲気戦法」では勝てなくなっちゃうんです。
そんな中、2016年の竜王戦、「渡辺明竜王VS丸山忠久九段」を見て衝撃が走ります。
角換わりかっこいいな!と笑

横歩取りについで激しい将棋と言われる角換わり。
その緻密な序盤に魅せられてしまったんですね。振り飛車に限界を感じていたこともあり、居飛車党に転身することを決意します。

なんとも単純・・・!!!!

見て面白いのと指して楽しいというのは案外別物で。
その後角換わりを軸に居飛車の勉強を始める訳ですが、カウンター狙いが中心の振り飛車と違い、居飛車の攻めの感覚がわからず最初は苦戦を強いられます。

それでも何とか少しずつ勘を掴みだしたのが昨年のこの時期でしょうか。
ようやく1級に昇級します。
その頃にはほとんど居飛車で指すように。なぜか横歩取りの研究まで始めちゃう始末でした笑

1級~初段まで

角換わりの将棋をやりつつ、矢倉相手にどう指すかを悩んでいた頃「対矢倉急戦左美濃」の特集に出会います。
コンパクトな左美濃に囲ってバサバサと駒を捌きながら戦う新しい感覚に魅せられた管理人、なぜかこれをよく使うようになります。
ちなみに管理人はその派生型とも呼べる「右四間飛車左美濃」という戦法が主力になります。
これで一気に初段まで昇段だ!!と目論むも、世の中そんなに甘くない!!
なかなか昇段できずにグダグダすること約1年。
もうこのまま1級で終わるのか!?と思っていた矢先、とある戦法に出会います。
それが「相掛かり」です。
結構力勝負の将棋になりやすい戦法ですが、本格的な居飛車党っぽくてかっこいいという雑な理由で採用笑
しかし、それが功を奏したのか突然昇段しちゃいました笑

自分で自分が嫌になる

自分の一番の特徴は、とにかく日によって調子の波が激しいことです。
同じように指しているつもりでも、手が見える日もあれば全くわからない日もあります。
全然何やってもダメな日とかは本当に泣きそうになりますね。。笑

そして、相変わらず終盤が弱い。
さらに、定跡の細かいところもよくわかっていません笑

しかも基本的に早指しが好きなので、深くじっくり考えるのも苦手。完全に感覚でやってるタイプですね。
ダメだこりゃ・・・

これから始める人は・・・

管理人みたいに闇雲にやっていると、無駄に回り道をします。
という訳で、自身の反省も込めてちょっとしたアドバイスを。

1 好きな戦法を定めて深く勉強する

管理人みたいに浮気性だと、結局時間がかかると思います。
まずは自分の戦法を決めてそれを「得意」になるまで勉強した方がいいと思います。
中でも振り飛車の方が勉強する範囲を削れるのでオススメです。
バランス重視なら四間飛車。攻めが好きなら中飛車や三間飛車なんかがいいかと!
居飛車は、それぞれの振り飛車への対抗策と相居飛車の戦法それぞれの研究が必要になるので、結構面倒くさいかもです。

2 終盤力は勝利に直結

簡単な3手詰めを見逃して勝ちを逃した・・・
なんてことが多々ありました。
逆に、勝てると思って攻めたらあっさり詰まされた・・・とかもよくあります。
終盤の勉強量が結局勝利に直結するように思いますので、詰将棋は解いた方がいいかと。
難しいものではなく、3手詰めと5手詰めの問題を繰り返しやる方がいいかと思います。
勝つパターンを頭に叩き込んで、「このパターンにするためにはこうしよう」とやる感じでしょうか。

3 情熱は大事

結局、諦めなければ何とかなるものです。
「好きこそものの上手なれ」は一つの真理でしょう。時間がかかっても努力を続ければ初段にはなれる。
才能がある人はもちろんもっと早く達成できるんでしょうけどね。。。
でも、才能以上に情熱が大事!
継続するのが多きな力になります。

今後の目標

将棋を始めたころの大きな目標が「初段」でした。
一応曲がりなりにも達成しました。
今後については、「二段」がひとまず大きな目標となりますが、それ以上に「定跡の細かい部分まで勉強する」「終盤力を鍛える」というのが目標ですかね。
自分の今の感じですと、いつ1級に降格するかわからないですし・・・笑
目先の段位以上に、将棋を楽しみつつもっとちゃんと勉強していこうと思います。

なにせ、アマチュアとしてはやはり初段がスタート地点だと思っているからです。
武道だったら「黒帯」ですからね。
ようやく初心者卒業という感じでしょうか。

大会に出たいとかは一切思いませんので、今後も地道に指しながら勉強しながら中継を見ながらと自分なりに将棋と向き合っていこうと思っています!

▼今回の記事と併せて読みたい書籍はこちら▼

この記事のタグ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

New|最新記事

Ranking|人気記事

Category

Tag

ページトップへ戻る