コラム | そうだ!選挙に行こう!!
POST:2018.11.15
管理人の住んでいる地域では、間もなく市長選挙です。
しかし、全然盛り上がっていません。
なんとなくの予想ですが、投票率は50%切るだろうな〜と予想しています。
というのも、この国選挙の投票率が悪い。。。
前回の衆議院選挙は投票率53.68%。
その前は53.66%だそうです。
国政選挙という一番規模の大きな選挙ですらこうですから、地方選挙なんて増して投票率は下がるでしょう。
選挙なんて行っても行かなくても何も変わらないよ!
そう思っている人にこそ読んで欲しい。
民主主義って自分たちで育てるものなんですよ!!
そもそも選挙ってなに?
まずはここから。
選挙って何?って話ですよね。
選挙の話をする前に、大前提から。
人間って「集団で生活」しています。
例えば、家族だったり学校だったり勤め先だったり。
集団で生活するには、多かれ少なかれ「ルール」が必要になります。
みんながみんな好き勝手にやってたら収拾つかなくなりますからね!
家族にもルールがあるでしょう。
学校だったら校則、会社だったら就業規則。まあ集団の数だけルールがあるわけです。
で、自分たちが暮らす地域や国にもルールがあります。
家族のルールくらいなら家族全員で話し合って決めることも可能でしょうが、集団の数が多くなればなるほど全員で集まって話し合うというのは不可能となります。
学校にも生徒会とかありましたよね?
それと似たようなもので、国や地方には「議会」があります。
この「議会」でルールだったり方針だったり予算だったり・・・と色々なことを自分たちの代わりに話し合って決めてくれています。
この議会で話し合う人や地域のリーダーを決めるのが「選挙」というものです。
つまり、自分の代わりに意見を述べてくれる人を選ぶのが「選挙」という訳ですね!
投票率が低いと何が問題?
と、ここまで読んでもなかなか選挙に行く意義は分かりにくいでしょう。
冒頭で「民主主義」という話をしました。
民主主義とは、平たく言えば「みんなで話し合って、決定しましょうね」ということです。
昔みたいに王様や殿様が決めるのではなく、自分たちで決めていきましょうということです。
しかし、今の投票率ではみんなで決めているとは言い難い。
選挙権を持っている人の、50%くらいの人たちの意見が反映されているに過ぎないのです。
特に、20代30代の若年層の投票率が悪い。
前回の衆議院選挙では、20代は33%。30代は44%の投票率となっています。
一方、50代以上は軒並み60%以上の投票率があります。
これからの世代が意思表示しなくてどうするんですか!?と言いたいところです。
この調子だと、候補者から見れば「若い層は応援もしてくれないし、何考えているかよくわからないから選挙に来てくれている人たちのために頑張ろう」となっちゃいます。
選挙というのは、重要な「意思表示の場」なんです。
自らその権利を放棄するのはやめてほしい・・・
でも投票したくない
そんな人も多いかとは思います。
面倒くさいですしね。
でも、今の政治に満足しているなら「満足している」という意思表示を。
不満足なら「不満足です」という意思表示をしていかなければ、何も進展していきません。
「ふさわしい」と思う人が候補者にいなければ「白紙」でも「落書き」でもいいんです。
無効票という形でそれは「ふさわしい人がいなかった」という意思表示になります。
個人個人の意思表示の積み重ねこそが、民主主義の根幹です。
どうかそれだけはお忘れないように。
まとめ
と、まあ長々書きましたが、まずは興味を持ってもらうことが一番大事なのかなと思います。
100%政治に満足という人はいないでしょう。
何が不満の種なのか、というのを自分なりに調べてもらうだけでも変わってくるのではないかと思います。
私達に与えられたせっかくの意思表示の権利。
ぜひ活用して欲しい!