コラム | できるだけ、シンプルに

POST:2018.02.24

油断してると忘れそうになりますが、平成も来年で終わりなんですね。

昭和が長かったこともあり平成が短く感じますが、長い歴史を辿れば30年続いた元号って長い方なのではないでしょうか。

元号?西暦?

先日、契約書を作成していた際来年までの契約期間のものを作る必要がありふと気になって調べてみました。

そもそも、個人的には法的な文書は元号で書くべきだと思ってましたが、別に西暦でもいいんだそうな。

公的文書は元号で統一らしいですが、私人間の契約は特に決まりがないそうで。

であるなら、個人的にはもう西暦で統一したらいいのに…と思ってしまう次第で。

調べていくと、なかなか極端な人もいるもので、「皇紀」に統一したらいいという意見も見受けられました。

日本に限らず、現代のカレンダーは世界中の大半で西暦が使用されています。

全てにおいてワールドスタンダードであるべきとは思いませんが、日常生活において、「今何年?」と聞かれて皇紀で答える人はまあいないだろうと…

日本は世界的に珍しい程長い期間王朝が続いている国です。

そういう価値を鑑みながら、さらに文化的側面から考えると元号は大変意義深いものだと思います。

しかしながら、実務的な側面から考えると西暦統一でいいと思うんですよね。

新元号

これからのグローバル化を考えると、できるだけガラパゴス的な部分は縮小傾向にしていかざるを得ないのかなと。

来年、新しい元号がどんなものになるのかという検討も始まっているでしょう。

でも、元号を続ける意味やその弊害についても少からず議論されるべきなのではないかなと。

特に、来年5月が新元号のスタートとなる訳です。

頭の中が混乱しそうな気がします。。

できるだけ、シンプルに考えるような形になるとより良いのではないか。

できるだけシンプルに

これ、何も元号に限った話ではありません。 どんな組織でも、「何となく続いてるもの」は存在します。 本当にそれを残すのか? もっといい方法はないのか?

常により良いものを目指す方が、きっといいはず。

その時、できるだけシンプルに考えていく習性は必要なのではないかなと思います。

一見複雑に見えても、解きほぐしていけばシンプルだったりします。

難しく考えるよりも、シンプルに捉えていくのも手じゃないかと。

古きよきもの、新しいもの。

古ければ何でも淘汰されるべき、という訳でもないでしょうがこれからの社会は益々変化のスピードが速まるわけで。

何が正しいのかはわかりかねますが、できるだけシンプルに考えていこうと思います。

たかが契約書でも色々と考えさせられる出来事でした。

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