ビジネス | シリーズ:競争戦略 PART1

POST:2018.07.29

新入社員のころ、この人の本は読みなさいと上司に言われた作者がいます。
ドラッカー
ポーター
コトラー

それぞれ、マネジメント、競争戦略論、マーケティングの大家です。
マネジメントは企業の統治、マーケティングは市場についてとそのアプローチ、そして競争戦略は企業が繁栄するための方法について書かれています。

なぜ競争戦略が必要か

企業は、営利活動を行います。
すなわち、「儲けること」が重要なんですね。
儲けて、繁栄し、それを永続的に続けていく。
企業は、ある意味存続し続けることが最も大切な価値になります。

しかし、一見同じに見えるような企業でも「勝ち組」「負け組」に分かれてしまいます。
また、持続可能性の高い業界・業種とそうでない衰退していく業界・業種もあります。
資本主義は、「持つもの」と「持たざるもの」が勝者と敗者です。
企業は存続するだけでなく、できるだけ他社よりもよい状態で生き残っていくことで価値を生み出し、社会に貢献していくことが求められるのです。

他社よりもよい状態で、という部分がミソでここには激しい競争が発生します。
ライバル企業、ライバル業界・・・様々なものと競争し勝ち残っていく必要があります。

そこには、単純に(あるいは闇雲に)頑張る!というだけでは通用しない苛烈さがあります。

なぜか。

その市場を独占しているか談合が成立しているか以外、常に競争にさらされるからです。
競争に勝つためには、各社知恵を絞って実行していく必要があります。

競争戦略論は、「何をなすべきか」「何をなさないべきか」ということを体系的に学ぶための学問です。
企業が競争に勝ち抜くために、長く一線を走り続けるためにとるべき考え方や指針を学ぶわけです。

戦略と戦術

どちらもよく聞く単語ですが、意味は違います。
戦略は、長期的な観点から「何をするか」そして「何をしないのか」を考えること。
戦術は、短期的・直接的な手段を講じること。

ビジネスに限らず、混同されて使われることが多いですが全く違う単語です。

大好きなプロ野球で考えてみます。

戦略:ペナントレースで優勝するためのチームの方針づくり
戦術:試合中に行われる、采配

これくらい違います。

具体的には、「投手力を中心とした守りと機動力を中心とした攻撃」のチームを作るとしましょう。
当然、質の高い投手陣と、守備力の高い野手や足の速い野手を中心とした「チーム編成」が行われます。
これはドラフトや育成、トレードの方針をも大きく左右します。
試合においても、継投のやり方やバント・スチール・エンドランなどの小技を多用するチームになっていくでしょう。

方針の策定、チーム編成や育成などは「戦略」
試合中の作戦や継投は「戦術」の範疇です。

競争戦略で重要なのは「何をしないか」を決めること

他社に抜きんでて勝つためには、どこにどういう資源を投下していくかが重要なテーマです。
「なんでもやってやる!」では貴重な資源が分散されてしまいます。
『選択と集中』こそが戦略実行の要諦となるのです。
もちろん、「何もしない」では競争もへったくれもありません笑
ライバルに勝つために、長く企業を生き残らせるために、この連載を通じて皆さんと競争戦略について学んでいきたいと思います。

という訳で、次回はこの「競争戦略」という分野を切り開いた第一人者
マイケル・ポーター教授の理論に触れてみます!

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